【掛川市】掛川市二の丸美術館で「根付に遊ぶ展」が開催中です!江戸時代から続く芸術的なアクセサリーの世界を堪能しましょう♪

掛川市で、とても素敵なアクセサリーの展示会が開催されていると聞き、早速行ってみました。掛川城二の丸美術館「根付に遊ぶ」展やってきたのは掛川市二の丸美術館。こちらで現在開催中なのが「根付に遊ぶ」展です。会期は2023年11月19日(日)までとなっています。掛川城二の丸美術館「根付に遊ぶ」展根付とは、安土桃山~江戸時代に作られ始めたアクセサリーです。印籠や煙草入れ巾着などにつけて、着物の帯等から落ちないようにする留め具として使用されていました。下の写真のような感じで使うんですね。掛川城二の丸美術館「根付に遊ぶ」展町人文化が栄えた文化文政期、豪商らが豪華な装飾品を身に着けるようになると、根付も趣向を凝らした精巧な物になっていき、芸術にまで昇華していきました。海外では「NETSUKE」と言われて高く評価され、大英博物館にも所蔵されているのだそうです。現代でも多くの根付作家さんがいて、作品の制作に打ち込んでいます。掛川城二の丸美術館「根付に遊ぶ」展本展示会では、日本で唯一の根付を専門とする美術館である京都 清宗根付館所蔵の「現代根付」作品が約400点展示されています。どれもこれも珠玉の逸品です♪そのいくつかを紹介しましょう。掛川城二の丸美術館「根付に遊ぶ」展こちらは黒岩 明さんの作品で、「十月もみじ」。根付の味わう上で外せないのが「造形美」。鹿と紅葉の精巧さはずっと見ても飽きません。こんな綺麗でオシャレなアクセサリーを持っていたら、人に自慢したくなってしまいますね♪非売品なのが惜しいです。掛川城二の丸美術館「根付に遊ぶ」展こちらは、高木喜峰さんの作品「王」。角を切ったコミカルな羊さんが座っている様子だと思います。「どの辺が「王」なんだろう・・・。」と、ちょっと考えて、「羊」の漢字を思い浮かべたら納得です。角を取ることで「羊」の漢字の上の「`」と「´」がなく、尻もちをついていることで下の「|」がない様子を再現しているので、「王」なんですね。

造詣が美しくオシャレで素敵な作品を探すもよし、作品に込められたユーモアを楽しむのも良し。根付は様々な角度から楽しめる芸術ですね。約400点もあるの作品を一つ一つじっくり見たくなってしまい、時間がいくらあっても足りなさそうです。

江戸時代から続く日本固有の美術品「根付」。現代の作家がその伝統を引継ぎ制作している「現代根付」の展示会が、掛川市二の丸美術館で開催されています。会期は2023年11月19日(日)まで。是非この機会に、奥深い「根付」ワールドの虜になってみませんか?

掛川市二の丸美術館はこちら↓

2023/10/15 06:54 2023/10/15 13:53
aki0419

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