【磐田市】新貝にある「ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザ」は今年で25周年!地元民も意外と知らない「ヤマハ発動機」の歴史や文化に触れてみましょう♪
磐田市を代表する企業、「株式会社 ヤマハ発動機」さん。ヤマハといえば、楽器とバイク!どちらのブランドも世界的に有名です。そんな企業さんが、ここ磐田市にあること、市民として大変誇らしいですね。
でもなぜ「楽器」と「バイク」なのでしょう?そういえば、「ヤマハ発動機」と「ヤマハ」って同じ会社なの?どんな関係?遠州地域の人々に馴染み深い「ヤマハ」さんですが、地元磐田市民でも実はよくわかっていないことも多いですよね。
そんな疑問を解決してくれる施設が、磐田市にあります。それが「ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザ」です!『「過去・現在・未来」と「コミュニケーション」をキーワードにヤマハ発動機とその製品を紹介する企業ミュージアム』とご紹介されている当施設。しかも入館料無料です!!早速、行ってきました。今回は、「ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザ」で「ヤマハ」と当施設の魅力に迫ってみましょう♪施設の中には、とにかくカッコいいバイクが沢山展示してあり、圧巻です。中には実際にまたがることができるものもあり、ライダー気分が楽しめますよ♪多くのバイクには解説もついています。ヤマハのバイクの歴史に触れられる大変貴重な機会です。もちろんバイク展示だけでなく、企業の歴史を紹介するゾーンも見ごたえ十分です。こちらは、楽器製造からオートバイ事業へ進出するきっかけになった、プロペラに関する展示です。なるほど、最初は楽器事業から始まって、のちにオートバイ事業にも取り組むことになったんですね。最終的にはそれぞれの部門が独立した会社になったことがわかります。
案内板によると、楽器の「ヤマハ」さんも、バイクの「ヤマハ発動機」さんも、シンボルマークは音叉をモチーフにしているんですね。「開拓精神、先見性、困難を克服する粘り」が双方の企業に共通した基盤だったとのこと。両企業が大きな成功を収めているのは、この精神が双方の企業に今も脈々と受け継がれれているからなのかもしれません。こちらは、ヤマハ発動機第一号製品の「YA-1」という型のバイク。当時のドイツのモデルを参考につくられたそうです。1955年の制作とは思えないほど洗練されたフォルムですね。約70年も前にこんな先進的な製品が作れるとは、当時の技術者の先見の明に驚かされます。またインターネットなんてもちろん無い時代に、情報を仕入れて世界レベルのものを作ろうとするパイオニア精神にも感嘆するばかりです。他にも、ヤマハの取り組む多種多様な製品が紹介されていて、見どころ満点の施設です。
「ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザ」は2023年の今年で25周年。実に4半世紀もの歴史を誇ります。25年という年月は、この施設がヤマハの歴史・文化の周知に貢献し、地域に必要とされてきた証なのかもしれませんね。県外から観光に来られた方はもちろん、磐田市民の方も是非、足を運んでみて欲しい施設です。
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