【掛川市】掛川城二ノ丸美術館で新しい催し「日本の伝統色とKOGEIと」展が始まっています♪
掛川城二ノ丸美術館で、新しい催しが始まっています!それが「日本の伝統色とKOGEIと」展です。日本に古来からある「伝統色」と呼ばれる色と、工芸品の造詣にスポットをあてた企画展になっています。本企画展では、古いものの中にある斬新なデザインや色調にフォーカスするため、敢えて「KOGEI」という言葉を使っているそうです。
日本の伝統色というと、どれだけの色があるのでしょうか。その数、実に300色以上もあるそうです。例えばピンク色を一つとっても、「桜色」、「退紅」、「撫子色」など多くのバリエーションが存在します。それだけ、日本では古くから多様な色を楽しんできたのでしょうね。
展示ブースでは、江戸時代後期以降のものを中心に展示されています。
こちらは「赤銅牡丹図瓶掛け」という作品です。わずかに青みがかった黒色の「濡烏色」に牡丹の銀色が美しく映えますね。「濡烏色」という色の名前も、イメージしやすく、オシャレな言い回しです。昔の人々の豊かな色彩の感性を感じます。
昔の人々が日々の生活の中で、どんなふうに色とデザインを楽しんでいたかがよく伝わってくる企画展でした♪掛川城二ノ丸美術館で「日本の伝統色とKOGEIと」展が始まっています。期間は2024年5月6日(月・祝)までとなっています。是非足を運んでみてくださいね。
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