【磐田市】飛平松にある袖浦公園は平和の尊さを感じられる公園です。かつては日本軍の訓練場があったこの場所に、本物の戦闘機が展示してあります
磐田市飛平松に、こちらの「袖浦公園」があります。我らが磐田市のマスコットキャラクターしっぺい君が描かれた自動販売機もあり、遊具や砂場もあります。一見、普通の公園に見えます。しかし、遊具から少し離れた公園敷地内に、全長約12メートルの戦闘機がありました。公園のそばを通りかかる時に、「なんでこんな所に飛行機が展示されているのだろう」と、疑問に思った人も多いと思います。近くの案内板によると、こちらの749号機は昭和32年に生産され、全国の第一線基地で活躍した後、昭和55年から航空自衛隊浜松基地において展示されていたそうです。大阪万国博覧会会場の上空で見事なベージェントを披露した初代ブルーインパルスと同型機とのこと。その後平成5年(1993年)に竜洋袖浦公園の完成を記念して、航空自衛隊浜松基地からこちらに供用されたということです。かつて、こちらの公園の場所には、旧明野陸軍飛行学校天竜分教所があったそう。戦争に供されていた施設があったんですね。その場所が公園になっているとは、平和のありがたさを感じます。
「戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えたい」という思いを胸に、関係者の方々が動いて、戦闘機が展示してある公園が実現されたのでしょうね。参考までに筆者の身長は158cmです。大きさの比較から、その迫力が伝わるでしょうか。乗員は1名用です。危ないので、飛行機の上に乗ることはできませんが、間近で見ることができますよ。写真撮影も可能です。晴れの日は素敵な写真が撮影できそうです。磐田市内で間近で戦闘機が見られる場所「袖浦公園」、平和の尊さをひしひしと感じられる場所でもあるので、晴れの日に是非、行ってみて下さいね。
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