【磐田市】地震災害にあっても、ストレスない生活を目指そう!防災コミュニティ「ククデココ」さんは、一歩先行く防災のプロフェッショナルなお店♪
磐田市岩井に、ユニークで頼もしいお店ができたと聞いて、早速行ってみました。やってきたのは、防災コミュニティ「ククデココ」さん。
2025年8月7日(木)にお店がオープンしました。「建物と防災品を提案し、いずれ来る災害への備えと知識を多くの人に知ってもらう活動を行なっている」とのことです。お店には、たくさんの防災グッズが販売されていました。例えば、「おしりセレブ」。こちらは、災害時にウォシュレットなしでも快適にトイレができる商品です。
また、グッズのみならず、災害時に役立つ大型の装置も取り扱っていらっしゃいます。こちらは、雨水を生活用水に使えるようにするろ過装置で、電気を使わずにろ過できるそうです。
代表理事の高橋さんによると、こちらのタンクにろ過水がたまるようになっていて、菌を減少させることで半年は水質を変化させることなく2,500リットルも保管できるのだそう。災害時には、大いに役に立ちそうですね。
代表理事の高橋さんに、改めてお話を伺いました。「私たちは、地震にあっても皆さんにストレスなく生活してもらいたいと考えています。また、私は元消防団長というバックグラウンドを持っていて、ククデココメンバーには元自衛隊員もいます。さまざまな経験と知識で、災害時にストレスない生活ができる準備を多方面から提案できればと思います。」と仰っていました。また、敷地内の建物をリラクゼーションの業者さんに貸し出してもいるそうです。これも「地域が、災害時にストレスを軽減できる方とつながってもらえれば」という願いから実施されているとのこと。これらの他にも、「防災フェンス」を提案されていました。
フェンスの角の柱は収納ができるようになっていて、中に入っていたのはバールやシャベル、布式の担架など。災害で発生した、がれきの撤去作業や救助を想定しているそうです。
フェンスは取り外して、担架の棒や、てこの原理で災害救助に使えます。こういった設備が街にあれば、きっと救助や復旧作業にも役立つでしょうね。地域単位での取り組みにも役立つ、幅広い提案をされていらっしゃいます。
磐田市岩井にオープンした、防災コミュニティ「ククデココ」さん。災害時にストレスなく快適に生活できる準備を、さまざまな知識と経験に基づき提案されているプロフェッショナル集団です。南海トラフ地震の被害が想定されている静岡県では、防災は決して他人事ではありません。災害への準備をしたい、災害に強いおうちを作りたいと考えている方は、是非チェックしてみてくださいね。
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