【袋井市】何しているの?ショッピングモールの隣の歴史ロマン!大門遺跡の発掘調査とは?
袋井市の中心部で、ちょっと変わった場所を見つけました。JR袋井駅の南側、ノブレスパルク袋井の横です。こちらを歩道から眺めてみました。一見、工事現場にも見えましたが、白い丸がたくさん描かれていて、普通の工事には見えません。
こちらは、大門遺跡の発掘調査とのことです。大門遺跡は弥生時代(約2,400~1,700年前)に作られたムラの跡といいます。柱や大きな溝の跡、土器が多く入った穴や、炉の跡などが見られるそう。
大門遺跡からは、土器や石器が多く見つかっているとのこと。こちらからは、高坏や壺、甕などの土器や、石器として石斧、石鏃、紡錘車が出土しています。約2,000年前、ここに、確かに人々の生活があったのが分かりますね。
写真の奥に、ノブレスパルク袋井が見えています。2025年6月中旬のこの日も、多くのお客さんでにぎわっていました。この場所の人々の賑わいは、現在も2,000年前も変わっていないのかもしれません。
JR袋井駅の南側、ノブレスパルク袋井の横で、大門遺跡の発掘調査が行われています。近くを通りかかった際には、チェックしてみてくださいね。
大門遺跡の発掘はJR袋井駅の南側です