【磐田市】「渚の交流館」に併設の「津波避難タワー」。いざという時に頼りになり、防災意識を高めてくれる建物です。
2023年9月のある日曜日、磐田市の「渚の交流館」を訪問しました。
その際、渚の交流館の隣に、ちょっと不思議な形の建物があるのに気付きました。
こちらは「津波避難タワー」です。地震などで津波が発生した際に、周辺エリアの方が避難できる施設として整備されたそうです。緊急時に活用される建物ですが、公開されている日があります。日曜日のこの日も開放日だったので、中に入ることができましたよ。
中は螺旋階段を昇るようになっていて、これで上の階まで上がっていけます。
上の階まで来ると、広い避難スペースが広がっていました。
避難タワーの避難スペースは12ｍの高さにあります。また、このタワーは最大330人を収容することを想定していて、同人数分の非常食や飲料水、簡易トイレ、毛布等も用意されています。いざというときには、とても頼りになる建物ですね。
この日は屋上にもあがることができ、広大で静かな遠州灘を見ることができました。
大きな地震がなく、常に穏やかな海とともに暮らしたいですが、自然は時として人間の都合にあわせてくれません。いざという時のために準備をしておくことや、身近な身を守る設備について知ることは自分の大切な人を助けてくれるかもしれません。「渚の交流館」を訪問の際は、是非、「津波避難タワー」も確認して、日常の防災意識を高めていきましょう。
津波避難タワーはこちら↓
