掛川市にある松ヶ岡（旧山崎家住宅）が、2023年8月26日(土）に一般公開されていたので、行ってきました！山崎家は、江戸時代の掛川藩御用達の商人として活躍しました。山崎家第4代万右衛門は商人ながら帯刀を許されるなど、藩内でも重用されていたそうです。明治時代にも山崎家の活躍は続きます。第8代千三郎の代には東海道線誘致や、静岡銀行の前身の一つである掛川銀行の設立にも携わり、今の掛川市に大きな影響を与えています。大変先見の明があった方なのでしょうね。

そんな山崎家の邸宅がこの「松ヶ岡」で、今は掛川市の指定文化財になっています。令和2年から主屋の修復工事が実施されていましたが、このほど完了し、一般公開で見学することもできるようになりました。
こちらは、奥廊下の天井部分。とってもオシャレなアーチ状になっています♪これを実現するには高い技術力が必要だそうで、当時の山崎家の文化レベルが最先端だったことが伺えます。こちらは、お庭の一枚。落ち着いた雰囲気で、心が静まる感じがします。歴代の山崎家の方々は、この庭を観ながら、未来の掛川市に思いを馳せていたのかもしれませんね。

松ヶ岡の一般公開は毎月第4土曜日の一般公開となっていて、次回は9月23日（土）にあたります。是非、貴重な機会をお見逃しなく。

松ヶ岡（旧山崎家住宅）はこちら↓

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